【LayoutEditor 使い方講座】6. Boolean処理

日常

こんにちは、人です。

今回はBoolean処理について説明したいと思います。

Boolean処理とは?

Boolean処理とは論理演算のことで、AND, OR, XORなどがあります。

A AND B

A OR B

A EXCLUSIVE OR B

などですね。

これを図形にも使用することになります。

実際に結果を見てみましょう

まずは元の図形です。↓↓↓

次にANDの結果を見てみましょう。↓↓↓

次にORの結果を見てみましょう。↓↓↓

EXCLUSIVE ORです。↓↓↓

Boolean処理の実行

Boolean処理の実行に際し、AとBを設定する必要があります。

最初にAとする図形を選択しておきましょう。

次にタブで設定していきます。

Utilities > Boolean Tools > Set Select to A

次にBを設定します。

先ほどと同様に、最初は図形を選択します。

次にタブで設定していきます。

Utilities > Boolean Tools > Set Select to B

ここからが本番です。

OR処理をやってみましょう。

Utilities > Boolean Tools > A + B

結果はこのようになります。↓↓↓

このままだと分かりにくいので移動させてみます。

この時、もうすでに A + B の出力図形は選択されている状態ですので、後は「Move」で移動させるだけです。

完成!

同様の方法で AND や EXCLUSIVE ORも実現可能です!

ちなみにその他のBoolean 処理では

AND = A * B
EXCLUSIVE OR = A exor B

で実行できます!やってみてね。

出力レイヤーの変更

Boolean処理出力図形のレイヤーを後から手動で変更することも可能ですが、一工夫で事前に簡単に変更することができるので紹介します。

まずは出力したいレイヤーを決めておきます。とりあえずレイヤー0でやってみます。

Layer > Layer 0 – 31 > layer 0 > Active

あとは 先ほどと同様にAとBの図形を選択してBoolean処理を行います。

OR処理でやってみましょう。

結果は。。。

なんか、先ほどとはちょっと違いますね。

移動させて確認してみましょう。

ジャーン!

レイヤー0に結果が出力されました!

まとめ

一応これでレイアウトエディタの説明は終わりです!

これから半導体の将来を担う皆さん、頑張ってください!!

また、ご不明な点がありましたら、お気兼ねなくご質問ください。

コメント

  1. 名無し より:

    LayoutEditorにおいて汎用CADから作成したDWGデータからインポートがうまくできないのですが,何か方法を知っていれば教えていただけますでしょうか。

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